メシマコブの抗ガン効能に関する実験
−キノコブームのきっかけに−
1968年、国立がんセンター研究所の「担子菌類熱抽出物のサルコーマ180に対する抗腫瘍効果」という実験があります。これはサルコーマ180というガン細胞で、これをマウスの腹部に注射し、各種キノコの煎じ汁を投与したマウスの中で、どれが一番ガンの増殖を阻止できるかというものです。
結果は、シイタケ、エノキタケ、ナメコ、マツタケなどのキノコ類は高い腫瘍の阻止率を示しましたが、特にメシマコブは他のキノコよりも抜きん出た高い腫瘍の阻止率を示しました。このことから、キノコに含まれる共通した成分がガンの阻止に有効に働くと類推されました。
その後の研究により、制ガン物質として最も効果があり、キノコ類に共通して含まれているものはタンパク質と結合した多糖体であることが分かってきました。これを「タンパク多糖体」と呼ぶことにしますがこのタンパク多糖体が体内に吸収されると、免疫力を高めガン細胞の増殖抑制や転移阻止、ガン細胞の消滅などの働きをします。